
Linenでは常時、約6種類以上の豆をラインナップしています。現在の内訳は浅煎り3種、中煎り2種、深煎り1種です。
では、浅煎り〜深煎りの中で最も注文数が多いのはどの焙煎度だと思いますか?
答えは深煎りです。
たった1種類しかない深煎りが圧倒的に人気なのです。
ではなぜ、人気の高い深煎りではなく浅煎りのラインナップが豊富なのか、
ここでは少し"浅煎りコーヒーの魅力"を語ってみたいと思います。
そもそも焙煎度とは?という基本的なところから話してみたいと思います。
皆さんがよく知る茶色いコーヒー豆はもともと、コーヒーチェリーと呼ばれる木の実から取り出した種です。
その種は様々な生産処理(後々説明する記事を作ります。)を経て、生豆と呼ばれる乾燥した状態となり私たちロースターの元へ届きます。
その緑色をした生豆を焙煎する事でやっとコーヒーとして飲むことができるのです。
要するに、この生豆にどのくらい火を通すか。
それが一般的に言われる"焙煎度"というものです。
あまり火を通しすぎないものを浅煎り、しっかりと火を通したものを深煎りと呼びます。
深煎り焙煎の良さはなんといってもその苦味にあると思います。昔から愛されるこのコーヒーの苦味は、あって然るべきという方も多いでしょう。
しかし、浅煎りのコーヒーというのはこの苦味がありません。コーヒーの苦味というのは、焙煎を進めるにつれて現れる物なので、さっと火を通す浅煎り焙煎では苦味の成分は現れないのです。
では浅煎りコーヒーの魅力とは何か?
それは、本来コーヒーが持っている果実由来のフルーティーな味わいや香り、そしてその酸味です。これらの味わいは生産国、品種、処理方法など様々な要因で変化するため、
そのコーヒーの持つ個性とも言えます。
この個性を感じて楽しむことこそが、浅煎りコーヒー醍醐味なのです。
コーヒーの酸味というと、少しネガティブな印象を持つ方がとても多いです。しかし前述した通りコーヒーはもともと果実。
古くなって酸化した酸味ではなくフルーツの酸味ならば、好感が持てるのではないでしょうか。
以上が僕の思う浅煎りコーヒーの魅力です。
これはもちろん、深煎りのコーヒーを否定する物でもなければ優劣をつけるためのものでもありません。ただ、普段深煎りのコーヒーを好んで飲んでいる方にも、浅煎りという選択肢を提案していきたいのです。
また、コーヒーの苦味が苦手な方なら尚更
浅煎りコーヒーからトライしてみてもらいたいです。
コーヒーの世界が少し広がるかもしれません。