ストーリー
今やコロンビアを代表する有名農園となったカフェ・グランハ・ラ・エスペランサ。CGLEの呼び名でも知られています。その礎を築いたのは、フアン・アントニオさんとブランカ・リギアさんご夫婦です。コロンビアのポトシ農園のあれこれを任されることになったふたり。1945年には、フアンさんが、既存のティピカ品種に加え、イエローブルボンにレッドブルボン、カトゥーラを新たに導入することを決めました。これが今のカフェ・グランハ・ラ・エスペランサ(以下、CGLE)に続いています。ふたりは14人の子どもたちを授かり、農園では人手が必要だったことからも、家族総出で農園を築き上げてきました。
農園は長い年月を経て、少しずつ生産性も高まっていき、子どもたちの中で、コーヒーの栽培や精製方法に特に興味を持ったのが、リゴベルトさんとルイスさんでした。ポトシ農園に加え、トゥルヒージョという地域の農地を手に入れ、「ラ・エスペランサ農園」と名付け、有機農法の拡大に取り組んでいったのです。2007年、リゴベルトさんはパナマのボケテ地域にある「ラ・カルレイダ」というコーヒー農園の運営を任されることになりました。そして翌年、パナマスペシャルティコーヒー協会が主催する「BOP:Best Coffee of Panama(ベスト・オブ・パナマ)」品評会で1位を獲得したのです。この成功を機に、リゴベルトさんは、ゲイシャ品種のコーヒーの種子をコロンビアに持ち帰り、CGLEの歴史に新たな時代を切り開きました。
CGLEでは現在、ポトシ農園をはじめ、ラ・エスペランサ、ラス・マルガリータス、セロ・アスールの4農園で生産に取り組んでいます。ラ・エスペランサ農園ではラウリーナ、ジャバ、ピンクブルボンなど多様な品種を栽培。農園内の加工所ではチェリーの段階で、フローター・電子・手選別の3段階による厳格な選別を行い、その後バイヤーの要望に応じてロット毎の発酵工程に移ります。セロ・アスール農園ではゲイシャに特化し、カットバックやスケルトニングといった剪定、区画整理、灌漑設備の整備など、徹底した農園管理を行っています。このようにCGLEはスペシャルティコーヒーの生産に特化し、コロンビアの土壌と気候に新たな品種を適応させるという挑戦を続けながら、世界市場において常に一線を画す存在であるために、日々品質の向上に取り組んでいるのです。
(インポーター資料参考)